2023年2月18日
今、政府では大型の補助金を予算化し、積極的に推進しています。
制度の目的は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性能の向上に資する改修や、高効率給湯器の導入など、住宅省エネ化への支援とした、「先進的窓リノベ事業(経産省・環境省)」・「給湯省エネ事業(経産省)」・「こどもエコすまい支援事業(国交省)」という、3省連携により3つの事業の登録・申請がワンストップ化されています。ワンストップ申請とは、3事業共通で申請することが出来、各補助金を利用することが出来ます。各リフォームにおいて様々な基準が設定してありますが、ここには書ききれませんので一例を申し上げますと、一番室温が奪われる窓のリフォームだけで200万の補助率があります。(補助率1/2相当額)いずれにいたしましても、大型予算が組み込まれ、既存住宅の断熱効果や省エネを推進することにより、エネルギー価格高騰への対応(冷暖房負担軽減)や、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献、2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目標としたものです。
今年の冬も各地にて、ヒートショックにより住宅の中で亡くなられた方が多くみえます。既存の住宅は寒く、特にトイレ、脱衣場、風呂場においては、ヒートショックが発生いたします。また既存住宅におきましては、土壁方式の住宅も多く、土壁は断熱材ではありません。よって、朝起きた時などは、室内温度と外気温の差があまりないので、寒さがこたえますまた、室内の温度を確保するためには、それなりのエネルギーを消費しなければいけません。今現在、電気やガスそして灯油の高騰により、家計の負担が大きくなっております。今回政府が発表した大型補助金を利用して、住宅のリフォームを考えてはいかがでしょうか?
弊社におきましても、この大型補助金の取扱事業者登録も済ませ、工事の対応もいたしております。多くのお客様から、「窓を変え2重窓にしたら補助金が使用できるようだけど?」などのお問い合わせが多くなってきております。
いずれにいたしましても、様々な基準がありますので、ご関心のある方は、是非とも弊社にお問合せ下さい。お客様の住宅を現調させて頂き、弊社よりご提案をさせて頂きたいと思います。
東陽住建株式会社 会長 中井 修