2022年5月30日
東陽住建の家づくりでは東濃ヒノキが使用されていますが東濃ヒノキとはどんな特徴のある木なのでしょう?
先日研修を受けてきた東濃ヒノキについて説明しつつ東白川村についても語ろうと思います!
東白川村ってどんなところ?
東白川村は岐阜県東濃地方の東部に位置しています。
東白川村の気候は冷涼で年の平均気温が最低気温はマイナス15℃、最高気温は34℃となっています。
村の総人口は約2000人ほどで標高1000m前後の山に囲まれており、村域の90%を山林が占めています。
実際に東白川村へ行った際は周りがすべて山なのではないかと思うほどでした。
村では基本的には神道が信仰されており、私たちの家だとお正月にしか玄関に飾ることのないしめ縄が一年中飾られています。
また村ではつちのこフェスタというイベントがあり幻の生物のつちのこを村を挙げて捜索するというものがあります!
もちろん村の外部の方もイベントに参加することができ、なんと!つちのこ捕獲の賞金は131万円となっています!
さて、こんな東白川村で作られている東濃ヒノキはどのようなものなのでしょう?
東濃ヒノキとは?
東濃ヒノキは岐阜県の東濃地方で生産されるヒノキです。東濃ヒノキの生息域は北限に近く、年輪の幅が2㎜~3㎜と均一でほぼ真円であることや木の色はピンク色でつやがあり節が小さく香りが高いなどの特徴があります。
実際に東白川村での研修で東濃ヒノキの木材を見ましたがとてもいい香りできれいなピンク色の木でした!
この東濃ヒノキですが木材を作るために木をカットする際に出てくる木の皮や端の部分などは捨てることなく資源としての再利用をしています。
具体的には再生紙の原料や木材パルプ、バイオマス燃料などに作り替えて使われています。
このように東濃ヒノキは普通なら使わずにそのまま捨ててしまう部分を再利用した地球にやさしい木材でもあるのです。
東濃ヒノキの資源再生のことを聞いて地球の資源はすべて有限であることを覚えておく必要があると思いました。