2017年9月29日
東陽住建は木を多く使用した家を造っていますので林業業者とも関わり合う事が多くあります。
私達は岐阜県白川村を始め、東白川村森林組合様、東白川製材協同組合様と直接色々な点で支援協力を頂いています。そのおかげで国の推薦する農商工連携事業にも国から認定された耐震シェルター工法の住宅も現在も建てさせて頂いています。
私たち東陽住建はこの事業認定の事もあり東白川村とは大変かかわりが深くなっています。
東陽住建のイベント館には東白川村の特産物のアンテナショプが開設されています。
又当社にてイベントを開催する時は東白川村から10名位の方々が来て頂き物産展を開催されています。今年も新たに東白川村と包括提携の協定を締結させて頂き10年間、色々な事業を東白川村や村の各共同組合様とお互い協力し合いながら事業を遂行しています。
皆さんもご承知のとおり、日本は世界有数の森林国。国土の約66%が森林であり、其の内約40%が人の手により管理された人工林当たります。そこに生えている樹木のうち、十分に成長したものを伐採しなければ環境に悪い影響がでる恐れがあります。
なぜかというと光合成の逆作用がおきてしまうからなのです。木は本来、光のエネルギーを利用して、吸収した水と二酸化炭素から、みずからの成長に必要な炭水化物をつくりだします。この時二酸化炭素と同量の酸素が放出されます。これが光合成の働きです。しかし、老木になるとこの働きが衰え、しまいにはCO2を放出するようになってしまいます。
そこで間伐や枝打ちなどを行なった十分成長した木を伐採して、木造住宅や家具などの材料として長く活用していくことが大切です。伐った後には苗木を植えて、次のCO2吸収の担い手となる森林を育てていかなければなりません。この尽きる事がない資源の循環が地球環境を守るのです。木を伐採することは環境破壊ではないのです。
木を切ることは、逆に環境保全になり私達も国産材を80%~95%まで高めています。
だから少しでも環境保全のなるように植林ツアーなど東白川村と連携しながら、森林の大切さや森と川や海との、かかわりなど私たち東陽住建もお施主様や、かかわりある方々に少しでも知って頂くことから初めています。
東陽住建株式会社
会長 中井 修