2017年6月17日
一宮市で木の家を造っている東陽住建の中井 修です。
家の大黒柱というと昔は絶対的な者としておやじとして扱われていました。
現在では、夫婦共同が大黒柱でしょうか?
大黒柱という意味もあまり使わなくなり若い方々は何の事かもわからない方が多いと思います。
そうですね最近では、男女平等・男女同一賃金・女性役員採用・家事平等労働
共同育児・男女雇用機会均等法・男女共同参画社会基本法などなど色々な点で
平等な社会になつてきました。
しかし家の大黒柱は、違います。
昔のおやじのように家の大黒柱は絶対的な家の象徴であり、家族がその家で生活し、そして子供が成長してゆく一番世の中で大切なものが家だと思います。
その家の中に大黒柱は家族を見守り家族とともに成長していきます。
東農桧は200年まで強度が増し続けると言われています。
そして桧の香りや、色つやもよく自然の吸湿作用も働きます。
東陽住建の家にはお客様にその大黒柱を入れて頂いています。
八寸角(24㎝角)樹齢100年から120年の東農桧の柱です。
又その柱をお客様に選択して頂いています。
樹齢120年の24㎝角 この住宅には4本入れています。
(耐震シェルター工法の住宅)
このように無節(節がない)柱になるには何代にもわたり山へ行き手いれをしないとこのような柱にはなりません。春夏秋冬120年の歳月を雨風や暴風又風雪に耐えて太径木になり今ここに再び都会の住宅に生かされていきます。