2024年5月14日
体験してみたあとに
検証してみる
それを振り返ってみる
それを繰り返すことで
変わることがあります
今日はそんなお話です
ーーーーーーーーーーー
東陽住建の
中井義也とは
いつもをもっとしあわせに
をビジョンに
岐阜県東白川村の
良質な木材を使い
日本一強い家
を提唱しています
ーーーーーーーーーーーー
それでは5月14日(火)号
スタートです
ここ数回植林ツアーについて
お話してますが
いろんな視点で振り返ってみると
あーなるほどって気づくことって
あると思います
例えばこの木
植林するまでにどれくらいの
人がかかわって、何をしているか
ちょっと、考えてみましょう。
まずは、ひのきの種。
これって、どこで手に入れるか
ご存じですか?
役場なんです。
今は、いろんな法律があって
植える地域場所などがきめられています。
種を買えるのは、許認可試験に通った人だけ。
私も今年末に試験を受けますが、
まず、一つ目の関門です。
ここで、種の選別が行われて
販売されています
そして、コンテナ苗業者がその種から
ひのきの苗木を作りますが、
これが、約2年~3年ほどかかります。
この苗木が、1本300円くらい。
結構高いんです。
前回の投稿でも書きましたが
今は、害獣被害を防ぐために
カバーをかけなきゃいけないので
このカバーが、1,000円ほどするわけです。
ここには、見えない費用が
発生していて、そう、私たちは、
無料でやっていますが、森の方々が
植える費用があるわけです。
そして、製品化するまでには、
細い柱で50年~70年ほどかかるわけです。
山を管理する費用
木を伐りだす費用
市場で販売する経費
工場で製品化する費用
製品化をするさいの作図費用
運搬費
などなど考えていくと
膨大な金額になるわけです。
それが、なんと1本(3mの4寸(12㎝角))を
柱1本を取るのと、周りの木を材料にしたとして、
山が売れる費用が、6,000円~10,000円前後
めっちゃ管理されていて
そんな費用なんて
めちゃくちゃ安い!!!!
超高級品が100円で売っている感覚
なんです。
そういう視点で見てみると
私も改めて
木の家ってすごくすごーくお得な
気がしてきたのとともに
めっちゃくちゃいとおしい
人の手間がかかって
時間がかかっているものって
そこに物語というか
丁寧さがあるんです
木の家が建った時
なんか感動しちゃうんです。
樹齢110年とか130年とかの
柱が立ち上がる時なんて
今から112年前の人が植林していただいて
それが、様々な天候と奇跡を繰り返して
いまここにある
山を守ってくれた人たちと
柱に加工してくれた工場の人たち
そして職人さん
木の家を選んでいただいた
お客様
皆さんに感謝です
今日も読んでいただいて
ありがとうございます
中井義也