2014年4月21日
住宅の悩みとトラブル無料相談室。
「家が危ない」
4月9日に、NHKのあさいちで放送されていた
テーマです。
日本の住宅というのは、今、いろんな問題が、
あります。あげだすと、きりがないですが、
ひとつずつ、取り組んで生きたいともいます。
今回は、中古住宅についてです。
今、日本という国は、中古住宅を流通させようと
考えています。
先日、新聞報道にもありましたが、
2050年には、人口が1億人を切り、高齢者の
一人暮らしが、4割を占めることになります。
現状でも空き家は、大きな地域の問題に
なりつつあるのに、現在推測するだけでも、
かなりの数になるのが、わかっています。
ですから、国も中古住宅政策として、
補助金を出したり、制度を整えようと、
急ピッチで、準備をしています。
これから、中古住宅市場というのは、
どんどんと活性化するでしょう。
で、今現在、どんな問題が起きているか
というと、多くは、欠陥についてです。
中古住宅の取引には、ルールがありますが、
実際のところ、素人の方には、その家が、
どんな構造で、しっかりしているかどうか?
というのを判断するのは、難しいでしょう。
現在では、取引前に、インスペクションと
いって、事前に調査をすることも、徐々に
行われるようになりましたが、まだ、
一般的ではありません。
ここで大切なのは、ちゃんとプロの
意見を聞いておくということでしょう。
確認ポイントは、たくさんありますが、
すべてのリスクを知った上で購入するというのが、
中古住宅の取引では大切な点になります。
もし、あなたさまやご友人が、
中古住宅を買われようとされていたら、
まずは、
「プロの人に見てもらったほうがいいよ」
と声をかけてあげてください。
たぶん、多くのトラブルを回避することが
できます。
次回は、住まいのセルフチェック
についてです。
あなたさまのお役に立てればうれしいです。