2013年12月5日
【 COP19について 】
COP19が、終了しました。
あまり報道されていないので、ちょっとだけ、
説明します。
COP19とは、国連気候変動枠組み条約
第19回締約国会議の略。
今回の会議では、2020年以降の
新たな温室効果ガス排出削減の
枠組み作りで、15年3月末までの
早期に各国が自主的な削減目標などを
示すことに合意し、閉幕しました。
今回も地球環境を決める上で、
大きな問題がいくつかありました。
・途上国と先進国の問題
・削減することを「目標」とするのか「貢献」
とし、削減が可能なのか?
・2020年以降、どうするのか?
それぞれの視点で、語るべき問題は、
いくつもありますが、まずは、目標を
自主的に決めるということが、決まった。
というのが、今回の成果なようです。
今年、5月。
米・マウナロア観測所で、
大気中の二酸化炭素濃度が、400ppmを
超える数値が観測され、
国連気候変動枠組み条約の事務局長は、
「人類は、歴史的な境界を超え、
新たな危険領域に突入した」
また、国際社会に対して、
「目を覚まさなければならない」
として、地球温暖化対策にとりくまなければ
ならないと声明を出しています。
ちなみに、この400ppmという数字。
これだけでは、よく分からないので、
追記すると、同観測所のデータは大気の状態を
正確に把握する世界の標準的指標。
地球温暖化の深刻な被害を避けるためには、
CO2を含む温暖化ガスの濃度を450ppmまでに
抑える必要があります。
毎年二酸化炭素濃度が上がり続け、
ついに、危険水域を超えてしまったという
ことなんです。
この対策で、実際に取り組まなければ
いけない大きなテーマが、森林保護です。
世界では、伐採が問題になり、日本では、
使われないことが問題になっています。
これを、一気に解決する方法というのは、
私は、思いつきません。
ただ、一人ひとりが、意識することで、
徐々に変わっていき、取り返しがつかない
ことになる前に、行動していく。
そのために、私も行動し続けようと
思います。
ネットで、ある投稿が話題になっています。
『70億人の友達をとめた結果』
地球は、どうなったか?
ちゃんと知ってる?
あんたたち、地球でなにしてるの?
世界中で、環境破壊が行われ、
その写真を見るたびに
そういわれている気がします。
まずは、自分たちの足元から、
自分たちのできることから、
日本の森を守るプロジェクトでは、
日本の森について知っていただきたいことを
お伝えしています。
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ご覧いただけたらうれしいです。