2013年12月5日
【 20年計画 】
今日は、娘の幼稚園で、作品展
があり、家族で行ってきました。
「パパには、内緒だよ」
といいながら、当日行くまで
知らなかったのですが、
会場に行って、感動!!
一生懸命つくった思いがあったり、
それを一生懸命説明してくれる
娘に、思わず、ほろっときてしまいました。
たくさんの子供たちの作品と
それを見る親御さんたちを見て、
「ものをつくる心」
について、考えさせられます。
子供たちは、先生に言われて、
一生懸命つくったのと、作品展で、
お父さん、お母さんに見てもらうために
喜ぶ顔をみたいと思いながら、
つくったのでしょう。
その作品を見て、
私たち親も、満面の笑顔と
感動で、いっぱいになっています。
純真な心に触れ、感動するのです。
ものづくりと聞いて、
いつも、気になる、興味深い
データがあります。
「小学生の人気職業ランキング」
というアンケートです。
その中で、『大工さん』は、
常に10位以内、
1998年には、1位、ここ数年は、
4位~10位ですが、常に
ランクインする人気の職業
であるはずなんです。
ただ、実際には、今、
大工さんの高齢化
人材不足
技術の継承不足
若手の育成の問題
簡単に言うと、大工さんの
なり手が、限りなく少なく
なっているのです。
この調査は、1100名の
小学生から調査しているらしいのですが、
統計調査と考えると、やはり、
数千人はあこがれているはずなんです。
でも、学生時代が終わり、
いざ、働こうと思ったとき。。。
大工さん、住宅業界は、
選ばれないのです。
そこには、もちろんたくさんの
問題があります。
・大工の師弟関係
・仕事の厳しさ、つらさ
・修行期間の長さ
あげればきりがありません。
でも、日本の家庭は、
家は、大工さんが脈々と受け継いできた
確かな技術と経験により、時代を
経て守られてきたと思います。
大工さんの「ものをつくる心」
によって守られてきたといっても
過言ではないでしょう。
それでも、就職時を迎えた学生さんから
見れば、この住宅業界全体も
あまり人気がないといえるでしょう。
それは、たぶん、
私たちが、その楽しさや
家に携わる仕事のすばらしさを
伝え切れていないからだと思います。
私の「20年計画」は、
今、娘が4歳。20年後には、就職
活動の真っ最中でしょう。
そのときに、
「パパ、私、パパの住宅の仕事って
あこがれちゃう」
「友達もみんな住宅業界いきたいって
言ってるよ。」
なんて、会話が弾む、
『あこがれの業界』にしたいと
思っています。
20年あれば、
いろんなことができる。
想像するだけで、笑顔が出てきて
しまいます。
まずは、娘から。。。
今は、私も親からしてもらったように
現場を見せたり、家について、楽しく
学んだりさせています。
私もそうして、この住宅
業界を選びました。
住宅業界がみんなのあこがれに
なる日は、きっと来る。
そうなる日をいつも考えながら、
子供たちに「ものをつくる心」を
正しく、楽しく伝えて生きたいと
思うのでした。
それにしても、子供の
成長には、いつも驚かされますね。
20年なんてあっという間かも
しれませんね。
今日も娘から元気をもらいました!
さぁ!がんばろう!!
気合充分です(^^)