今日の一言漢字シリーズ「法」 - 東陽住建-愛知の注文住宅工務店

2013年12月5日

今日の一言漢字シリーズ。

「 法 」

この「法」という漢字は、ユニコーンのような
一角獣の神をあらわしているそうです。

罪を犯した人は、その角で、ひと突きにされ、
殺してしまう。
しかし、もし、罪を犯していなければ、
何も危害を加えない。

古代の人々は、人が人を裁くことが出来ないと
考えていた。

罪を犯すことのない世界、また人が、
人を訴えることのない世界をつくることができれば、
世界は、平和になると考えていたのである。
(漢字の意味シリーズより)

——————————————

日本という国は、法治国家です。
憲法・法律など、ルールがあり、
そのうえで、生活しています。

法律以外にも、様々なルールがあります。
今日は、そんな事例です。

【えっ!なんで急に!】

自己資金500万で注文住宅をある工務店にお願いし、
来週引き渡しになっておりますが最終見積もりが
自己資金を350万オーバーした見積もりが届きました。

始めに500万の自己資金しがないと伝えていたのにも
かかわらず、建設途中で予算オーバーになる事も
一言も報告されず、最後の最後に追加で350万払えって
いうのはおかしくないでしょうか?

ちなみに注文住宅で建物の概算費用が把握しずらい
という理由により、建設を始める前に見積もり書も
いっさい頂いておりません。

こういう場合、施主に支払う義務はありますか?

○回答

ご建築後のご請求についての
ご相談とお伺いしました。

まず、ご相談いただいた追加費用についてのお話は、
とてもおかしいです。

基本的には、建築については、ご契約後に着工
されていると思いますので、その金額よりオーバーする場合に
ついては、お施主様の承諾がないものについては、支払う
必要はないと考えられます。

見積り等も一切ないというのが、まず、おかしいですし、
注文住宅で概算費用が把握しずらいというのも意味が
わかりません。

追加費用については、お施主様が了解したもしくは、
変更について、納得されているのであれば、
支払う必要があるでしょう。

それ以外の場合については、契約書にもとづいて
処理がされますので、まずは、契約書をご確認いただくのが、
大切です。

もし契約書がない場合は、言った言わないの問題になりますが、
スタンスとしては、こちらは予算を伝え、それについて了承し、
家づくりが始まった。

そのうえで、追加など、費用についての説明もなく、
追加を支払うというのは、説明義務も果たされていないし、
そもそも契約行為が行われていないのに、支払う義務が
発生していない。

もちろん、了解したものであれば、支払う義務が
あるし、私は、支払う用意もあるが、それ以外のものについては、説明もなしに支払う道理がない。

ということを書面をもって伝えられるのがいいでしょう。

その後は、交渉となります。
話し合いの場面を用意し、お気持ちをつたえ、
今後どうしてほしいのかを決め、次どうするかを
明確に決めておかれるのがいいでしょう。

充分に話し合いをされるのをお勧めします。

———————————————

こういったトラブルも、「法」以前に
契約書をつくっておいて、お互いにトラブルを
避ける努力をすることで、避けることができます。

もし、業者側がそれを拒否するのであれば、
よく考えられた方がいいでしょう。
上記のようなトラブルが起きることが、
目に見えています。

住宅業界も、まだまだ問題が山積みです。

「人が、人を訴えることのない家づくり」
「トラブルのない家づくり」

は、可能だと思います。

そのためのステップは、まず、
お互いの意思を確認して、書面に
「法(ルール)」を残しておくことでしょう。

きっと、その先に、トラブルのない
「楽しく幸せな家づくり」が、できるのだと
思います。

プロフィール

名前
中井 義也
住まい
愛知県

関連記事

土地探しや家づくりの資料請求・小冊子どこで建てても役立つプレゼントは無料です。どの資料も家づくりのコツやノウハウが満載です。資料やお問い合わせされても、売り込みや訪問営業は一切しません!ぜひ、この機会にあなたの家づくりにお役立てください。お待ちしております!インターネットからの資料請求&無料プレゼントはこちら

東陽住建株式会社 代表取締役社長 中井義也

メールやパソコンが苦手な方は、ご相談だけのお電話だけでも大歓迎!!もちろん匿名での電話もOK!売り込み営業もしません。ご安心ください!

電話番号 0120-012-106(営業時間 9:00〜18:00 定休日 水曜日)

インターネットからの資料請求&無料プレゼントはこちら