2013年10月6日
日本の森を守るプロジェクト。
「2015年ショックがおこる?」
業界紙に、そんな話題が掲載されています。
日本の森も、今、岐路に立たされて
います。
先日、安倍首相が、消費税増税を
発表しました。
消費税増税により、どんなことが
予想されるかというと、住宅の着工戸数が
減り、木材の利用が減ってしまうことです。
2013年度の住宅着工戸数予測は、
約93万戸とされています。
昨年度は、89万戸、一番少なかったのは、
2009年度の77万戸。
それと比べ、消費税の関連の駆け込みも
あり、今年、そして来年まで、着工は、
続いていくでしょう。
そして、その後です。
政府では、消費税の対策に色々と税制
が発表されていますが、それでも
消費税が10%になれば、一時的に
住宅需要は冷え込むでしょう。
また、それ以外にも原因は、いくつも
挙げられます。
例えば、中古住宅流通の活性化。
こちらについても、現在日本のあき家率は、
13.1%前後、20%~25%とも言われています。
もちろん、こちらも問題で、
政府は、色々な補助制度を用意して
います。
そういった背景を思うと
日本の林業、森は、これからも
守られていくのでしょうか?
バイオマス燃料や合板などに
利用されていく流れもありますが、
住宅着工が減れば、それだけ使われる
量が減るのは、間違いないでしょう。
「森は、岐路に立たされている」
森を守るには、循環する仕組みを
つくっていく。木が使われる仕組みを
つくらないといけません。
森に関わるものは、木の良さ、
木の使い方を積極的に提案していくことが、
必要でしょう。
そして、多くの方には、
森のことは、非日常です。
「2015年ショック」といわれても
ピンとこないのが、普通です。
だからこそ、少しでも
日本の森についても知ってほ強いですし、
それだけで、少しずつ変わっていくと
思うのです。
日本の森を守るプロジェクト
https://www.facebook.com/japanwoods
では、日本の森について、
色々なテーマで書いてあります。
ご覧いただけたらうれしいです。