2013年4月22日
「 まねをする 」
「おい、ちゃんと見てるか?
仕事は見て、まねして盗むんだぞ」
社会人になりたての時、当時の
上司にそう言われ
「やっぱ、社会は教えてくれないんだぁ」
そう思っていました。
でも、その後、何回もお客様のところに
同行させていただき、その対応、しぐさ、
何を伝えるべきか?というのを、いやと
いうほど、学ばせていただきました。
まねをする。
というのは、仕事においてとても
大切な技術です。
中途半端なまねで、オリジナルを
つくってしまうと、それは、中途半端な
ものになってしまいます。
まねをし、オリジナルにするには、その裏にある
背景をしっかりと知る必要があります。
建築でもそうです。
古来より伝わる木造住宅の強さを
ちゃんと受け継ぐためには、その強さの
意味を知らないといけません。
写真は、娘が、名古屋市科学館で行われて
いた、ドラえもんのコーナーで、しずかちゃんの
まねをしているところです。
ドラえもんという物語を理解しているので、
ちょっとしおらしくしているようです(笑)
子供のように素直にまねてみる心。
どうしても大人になると、まねをする素直さが
なくなってくるのかもしれません。
素直にまねる。
私も大切にしようと思います。