2013年3月12日
「 何ができるんだろう 」
3月11日。
私は、震災以後この日の近くに
来ると、あの、無力感に襲われた日の
ことを思い出します。
あの津波に対して、
どうすることもできない
あの光景を見ると、建築屋として
本当に色々と考えさせられます。
「何ができるんだろう」
そう自問自答し、答えを
探し続けています。
今日は、FMいちのみやの特別番組
「忘れない あの日から2年
これからの一宮を考える」
に、ゲストとして、出演してきました。
今、私たちにできることは何か?
この経験を生かすために、今平穏に
暮らしている私たちが、何を
しなければならないのか?
建築屋という側面で
①ハザードマップを見て家族で話し合う
②自分の家について知る
③家の中の安全について考える
④地域のコミュニケーションについて考える
ということお話ししてきました。
写真は、その時の模様です。
生放送で、スタッフの方や
パーソナリティの方も必死になって
この特別番組作りをしていらっしゃいます。
何ができるのか自問自答するのですが、、、
いつも思うのは、
今、困難な中にある方が、
ふっと落ち着かれて、こちらに目を向けた時、
「勇気づけられる存在」
であること。
そのために、元気よく一生懸命生きよう。
仲間とともに、そう決めています。
朝の首相の言葉にもありました。
「東北に春が来ないと日本にも
春が来ない。一日一日の重さを忘れる
ことなく、必ず復興を加速させていく。」
「東北を皆で支え、東北から芽生え始めて
いる日本の新しい可能性を皆で育もう。」
自問自答は、続きますが、
今だからこそ、私にもできることは、
まだまだありそうです。
今日、この日に感じたことを
大切に、一歩一歩
元気よく歩んで行こうと思います。