2013年2月27日
「 木は、何がいいのか?② 」
日本の森を守るプロジェクト。
木が中空の細胞で構成されています。
そのため、様々な特徴を持っているのです。
その第一は、「軽さ」です。
切り倒したばかりの木は、細胞の中に
たっぷりと水を含んでいますが、乾燥が
進んで、水分がある程度蒸発し、細胞の
中がカラになるととても、軽くなります。
しかも、軽いだけではなく、
木は高い強度が備わっています。
木の強度は、同じ大きさで比較するなら
鉄やコンクリートに劣ります。
しかし、重さが同じであれば、
他の材料より、すごいのです。
とくに、ひっぱり強度に関しては、
鉄やコンクリートよりもはるかに
高い数値を示します。
何かを高い強度でつろうと思っても
そのものが重くなってしまえば、扱いに
苦労します。
木が、「軽くて強い」というのは、
とても優れた特性なのです。