2023年4月26日
東陽住建の中西です。
先日、岐阜市で建てた借家です。
偶にあるのですが、バルコニーを受ける柱が駐車場の関係等で建てれない場合にはね出しにする場合があります。
あまりやりたくは有りませんが、敷地の条件等で致し方無い場合もあります。
そんな時はじゅうぶんな構造上の検討が必要になります。
長期に安全である事、借家の場合どんな人が住みバルコニーにどんなものを載せられるか分かりませんので、構造材の大きさには充分な余裕を持たせています。
東陽住建では伝統的に伏図(梁、桁の組み方、材寸の決定)は社員技術者が1軒、1軒 手間暇かけて作っています。
今の時代、おおかたの工務店ではプレカット工場へ平面立面図、矩計図等を送って伏図作成を任せています。
そのほうが本当は手間暇が省けて助かりますが、東陽住建では構造には特にこだわりがあるので今後も続けて行くつもりです。
また、その知識を次世代に伝えていきたいと思います。