2023年2月20日
こんにちは、東陽住建の吉田です。
東部浄化センター管理棟耐震補強工事も仕上げに入り、竣工検査に近づいてきました。
写真は耐震スリット工事です。
耐震スリットとは、鉄筋コンクリ―ト造の壁の柱端、あるいは梁上、梁下などに設ける緩衝材です。
昔の建物では耐震スリットを設けない設計がされていましたが、過去に起きた地震被害により、設計者が予測していなかった破壊や、腰壁及び垂壁が取り付く柱でせん断破壊が多く起きたのです。なので、目的としては、悪影響を及ぼす雑壁を、柱または梁から切り離すことになります。
今回は2箇所完全スリットを施工しました。 右下写真は200㎜のコンクリートの壁がきれいに切り取られています。