2022年12月26日
こんにちは。工務担当 木村です。
築40年ほどの住宅です。丘陵部の立地のため段差を利用した地下式駐車場のある住宅です。
駐車場内天井から水がしみてきたので調査に伺うと 水道メーターが回りっぱなしです。どこかで漏水しているようです。点検口から侵入して漏水調査開始です。
点検口から3メートルほど進んだあたりの土のぬれ方が酷かったので掘り起こしてみました。
発見しました!画像では解りにくいですが T字の右側から噴き出しています。部材の劣化が原因でしょう。
床下が低いため修理作業は不可能です。床に新たな点検口を増設し、そこから修理します。
床上から漏水箇所を割り出し、床下点検口を増設、そこから漏水部分の修理しました。右下からの配管が斜めに通っているので配管経路が複雑になっています。
取り出した破損部分です。髪の毛ほどの亀裂が入っています。そこから水が噴き出していました。他にも同じ材料が使用されているでしょう。今後また同じことが起こる事が予想されるため、既存水道管の改修見積の依頼を受けました。
各部品の取替工事は出来ないので、バイパスで新設配管する方法にて提案します。