木を切ってもいいのか? - 東陽住建-愛知の注文住宅工務店

2012年11月20日

『 木は、切ってもいいのか?② 』

日本の森を守るプロジェクト。

「木をいっぱい使っているけど、
こんなに使うと、木がへっちゃうんじゃ
ないの。。。?」

とある、小学生に質問されたのです。

木を切ると、木が減り、環境に
悪い。。。
純粋に考えればそうなります。

ただ、森を守るためには、木は、
適度に、計画的に使う必要があります。
今回は、環境という側面から、木を切るべきか
という質問にお答えしたいと思います。

○二酸化炭素を保管する。
人間は、空気中の酸素を取り入れ、
二酸化炭素を吐き出す生物です。
また、さまざまな工業製品や活動に
より、二酸化炭素を吐き出しています。

逆に木は、二酸化炭素をとりいれて
成長していきます。

地球温暖化という問題が、叫ばれていますが、
科学的にみると、いろんな意見があります。
ただ、原因の一つは、二酸化炭素の地球的
規模の増加と言われています。

その対策として、森林は、注目されています。

いろいろと、物議のある京都議定書でも、
CO2の削減目標が、決められていますが、その多くが、
森林による効果が、挙げられています。

森の木々は大気中のCO2を吸収し、
炭素として固定します。

そして木造住宅や木製品になっても、
炭素は長年にわたって木の中に蓄えられます。

木は、切っても、炭素を保管し続けます。
森林は、二酸化炭素の貯蔵庫といえるのです。

二酸化炭素吸収ということに焦点を
絞るのであれば、成長した木をどんどん伐採し、
そのあと、苗木を植えていくのが効果的
といえるのです。

環境という側面からみれば、
森は、長期的な計画をもとに、管理し、
木を長期的に使う木材として利用するのであれば、
成長した木材を伐採し、そのあと、適切に
植林をし、管理をするということが、
大切になるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は、私の自宅に使われている木です。

この木が、テーブルになりました。

この木で、樹齢126年前後。
126年前に、植林していただいた木を
使わせていただいています。

自然や、木を手入れしていただいた方々に
感謝しながら、私は、日本人が古来より使用してきた
人にやさしい木を使っていきたい。

そう思うのです。

プロフィール

名前
中井 義也
住まい
愛知県

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東陽住建株式会社 代表取締役社長 中井義也

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