2015年1月2日
あけましておめでとうございます。
1月2日になりました。
お正月から、寒い日が続いていますが、
どうぞ、暖かくしてお過ごしください。
さて、お正月、新聞を読んでいて、
ふっと気付いたことがあります。
貯金についてです。
今、お正月ということで、株式市場や多くの世の中の
経済は動いていないですが、そんなときに考えて
おくといいかなと思います。
さて、その前に、
貯金と貯蓄の違いってご存知ですか?
すごく、簡単に言うと、
貯金は現金
貯蓄は株などの有価証券も含む
ということなんです。
今回は、貯金について、年末からの
市場の動きから考えてみましょう。
アベノミクス効果で景気が上向きしつつある
と言われていますが、消費税も増勢となりました。
消費税の増税も、実際のところ、私たちの
生活レベルには、あまり恩恵が受けられているか?
というと?マークがつく人もいらっしゃるでしょう。
ただ、景気というと、大きく左右されるのが、
この国の政策です。
今、国の政策として、目指しているのが、
デフレからの脱却であり、2%のインフレ(物価上昇)
です。
さて、今、貯金という視点から、
お金を見つめ直してみましょう。
今、貯金をすると、現在の預金金利は、
0.02%程度であり、1年間銀行に100万円を
預けたとすると、200円です。
インフレ2%の場合、色々な要因がありますが、
物価が2%上がるので、お金の価値は、
2%減るのです。
ものすごく簡単にすると、
100万円が、1年で98万円の価値になってしまう
ということです。
1年預けて、金利が200円の利息がつきますが、
価値が2万円価値が下がっているということです。
これから、2%インフレが続いたとすると、
複利計算やインフレ計算もある程度単純化すると、
10年後には、約82万円までに価値が下がります。
今の政策下では、貯金という金融商品は、
リスクとなるのです。
貯金をしているはずなのに、
どんどん資産が減っていくという状況に
なってしまいます。
これからは、複合的に、
「お金の価値を減らさない」
という工夫が必要となります。
簡単に言うと、貯金も大切ですが、
それに頼りきるのは、リスクを背負うことに
なります。
私は、投資というのをお勧めする
ことは、ありませんが、国の政策としても
投資については、今、いろんな制度を
だしています。
平成27年の税制大綱にもありますが、
NISAという株式投資の枠が増やされ、
子供向けのも出てきます。
こういうことを、知っておく
事は、重要でしょう。
そして、大事なのは、
これから、家を建てる方は、
住宅ローンについても考えておかないと
いけないですね。
住宅ローンについての
考え方については、
明日、お答えします。
資産をどうするのか?
貯金に依存するだけでなく、
色々な選択肢から選ばないと
いけないということは、間違い
なさそうです。
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