2013年7月3日

『　あるちいさな芽の話　』

住宅の悩みとトラブル無料相談室。

「今日で、8歳になりました。」

この活動を始めたのは、10年ほど前でしたが、
NPO法人化してから、今日で、8年目を
迎えました。

この間に、約5,000件以上の方から、
ご相談を受け、ご返答・アドバイスを
してきました。

今日は、この活動の本拠地である
愛知県一宮市のラジオ局、FMいちのみやで、
インタビューを受けてきました。

設立から、振り返り、当初の思いを
思い出させてくれました。

この法人を設立した当初、
住宅会社への「怒り」が、たくさん
舞い込んできて、困惑したのを
今でも覚えています。

普通に、住宅を提供していただけでは、
知りえなかった、消費者の方の声を
聞き、業界が変わっていかないといけないと
強く感じたものです。

7年たった今、寄せられるご相談は。。。

実は、ほとんど同じです。

法律が変わったり、制度が変わるので、
姿形は、変われど、本質はすべて同じ
なのです。

やはり、最後は人と人。

だからこそ、私たちのこの活動は、
こういったトラブルやお悩みの事例を
情報発信することにより、少しでも
役に立てられる方がいれば、意義があると
仲間と話しています。

写真は、「ちいさな芽」

私たちのシンボルです。

この団体を作った当初、
大人たちが集まって、
真剣に考えた結論でした。

わたしたちは、住まいにかかわる
プロとして、家にかかわる住環境や
家族、健康のことを正しくお伝えしたい。

また、少しでも有益な情報をお伝え
していきたいと考えています。

わたしたちの活動が、あなたとあなたの
御家族の幸せのきっかけが芽生えてほしい。

そんな思いから生まれたのが、
ちいさな芽というコンセプトでした。

7年たち、5000件以上のご相談の中には、
本当に涙が出るようなものもあれば、
どうにもならない現実に、立ち往生して
しまうこともあります。

それでも、私たちの活動が、問題解決の
ちいさな芽となって、幸せに向かっていく。

そんなスタンスを忘れないよう、
これからも活動していきたいと思います。

ご相談者いただいた方、ご協力
本当にありがとうございます。

また、この活動を応援して下さる
ご協力者の方々、本当にありがとうございます。

8年目を迎えたごあいさつとさせてください。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

NPO法人住環境健康情報ネットワーク
理事長　中井義也