2013年2月26日
「 過去は変えられる 」
昨日、ある中学生と話をしていたら
びっくりすることがありました。
数年前に話題になったこと
らしいですが、私は、昨日知ったので、
ちょっとカルチャーショックを
受けたのです。
中学生 「ねーねーおじさん」
私 「おじさんじゃないでしょ」
「お兄さんでしょ」
そんなたわいもない話をしながら、
中学生 「鎌倉幕府っていつできたか
知ってる。」
私 「そりゃー知っているよ。
1192年でしょ。イイクニつくろう鎌倉
幕府。」
中学生 「えーやっぱり。。。」
「実はそれ、変わったんだよ。」
そこから、説明してもらったんですが、
詳しく調べてみると、
1192(建久3)年、源頼朝、征夷大将軍となる。
1185(文治1)年、頼朝の奏請により、
諸国に国地頭を置き、兵糧米の徴収を許す
(『新版 日本史年表』)
頼朝は邪魔になった義経の捜索逮捕を名目として
勅許を得、守護、地頭を設置し有力御家人を任命。
これが、幕府成立。
どうも、1192年説と1185年説があるようです。
現在の教科書では、両方の事実を教えている
ようです。
「過去は変えられる」
最近の自己啓発本には、よくこの言葉
が出てきます。
心理学やカウンセリングでもよく
使われるようです。
鎌倉幕府の件も、間違って
はいないにしても正確ではない
覚え方をしていたわけです。
視点を変えてみれば、
歴史的に見れば、起こったことは事実です。
ただ、その解釈を変えれば、
違う答えも出てくるという
ことなのでしょう。
実は、そのほかにも、
今の中学生が学んでいることと、
私が学んだことに
「違うこと・変わったこと」
がたくさんあるようです。
先日、お会いした方に
過去の行いにとらわれている方が
いらっしゃいました。
いろんな思いのある方でしたが、
過去は、自分の中にある
解釈の仕方で、変えられるのかも
しれません。
学んできたことも、
時がたてば、変わって
しまうのですから。。。
「すべてのことはいい経験」
過去の解釈が変わればいい経験になり、
未来の幸せへの力になるのでは
ないでしょうか?
鎌倉幕府が教えてくれる
幸せになる方法でした(笑)