2012年10月10日
『 ある大人たちの会話 』
おはようございます。
今日の愛知県一宮市は、
曇り空。
曇り空ですが、
心は晴れやかに
いたいものです。
さて、昨日の東白川村への
訪問の際、東白川村の森林の
責任者の方々に集まって
頂き、いろんな話が出ました。
もちろん森林関係の方なので、
木の話が、いっぱい。
実際に携わる方から聞く、
生の話は、面白く、話題に
つきません。
その中で、出た話題で、
どこの木が一番すぐれて
いるのか?
という話題。
木の良さというのは、
いろんな観点でみるのですが、
やはり、年輪が詰まっている方が、
強くて、質が、いいのです。
年輪が細かいというのは、
それだけ時間をかけて成長して、
その分、芯が詰まっていて、しっかり
している木のことを言います。
話しのなかで、
年輪の細かさは、ある程度人の力で
コントロールができる。陽のあたり方や
まわりの環境を整えることによって、成長速度は、
ある程度予測できる。
でも、そのコントロールをして、早く
成長させてしまったら、木の質が悪くなって
しまう。
そして、何十年か後、そのことは、
木を切ったとき、分かってしまう。
だから、私たちは、未来にいい木を残すため
日々、木を切り、山を手入れしている。
と、おっしゃってました。
今、日本の木は、ほとんどが、
人の手によって管理されています。
木も人の思いにこたえて、成長
していきます。
写真は、先日の、東白川村が、ご協力
頂けるプロジェクト認証式での、ひとこま
たくさんの取材陣にもお越しいただけました。
私は、このメンバーの
木にかける会話を聞いて、
私は、本当に心がアツく
なりました。
いい木も人の思いから、できる。
だから、私は、この方々たちと
一緒に、自然を守ろうと思うのです。
新たに始まるプロジェクトは、
最初の一歩は、小さいものですが、
きっと、大きな広がりを見せてくれる
そう思い、今日も一歩を踏み出します。
うん、いい仲間です。